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業界の垣根やオトナの事情を取り払い、古今東西のアニメ情報をワイド&ディープに伝えてくれる総合アニメワイドバラエティ番組「浪川大輔とアニサポヲタ倶楽部ww」(NOTTVで放送中)。 番組でキャスターを務める浪川大輔さんの楽屋に突撃する連載企画「楽屋突撃し隊」では、3月10日(木)に放送する第9回の番組収録のレポートと、番組の企画になぞらえた浪川さんの楽屋コメントをお届けします!
■“たぬP”はやっぱり愛されキャラだった!
いつものようにかっこよくスタジオ入りしたキャスター・浪川大輔さんの爽やかな挨拶で収録スタート。
今回のメイン企画は「アニキタ三行!」。ネットスラング“今北産業”のオマージュで、現在放送中のアニメの魅力をゲストと話し合いながら3行にまとめる企画です。前回の「ご注文はうさぎですか??」に続いてピックアップされたアニメは、「ナースウィッチ小麦ちゃんR」。浪川さんと、サブMCを務めている前田玲奈さんと佐武宇綺さんが出演する作品ということで、まさにアニサポにぴったりなアニメです。
しかし、「アニキタ三行!」のコーナーにいく前に、アニメコラムニストの小新井涼さんが“ちょっと待った”をかける展開に。なんと、小新井さんは「ナースウィッチ小麦ちゃんR」のアフレコスタジオへ事前取材をしてきたそうです。そのVTRでは、吉田小麦役の巴奎依さん、西園寺ここな役の山崎エリイさん、如月ツカサ役の小市眞琴さんが収録を行っているアフレコスタジオに小新井さんが直撃。話題が作中で“たぬP”役を担当する浪川さんになると、山崎さんから「いつも親切に教えてくださって、心の支えになっています。神様みたい!」と大先輩を敬うコメントが飛び出しました。それに対し、浪川さんも「いいコメントだね〜」とご満悦な様子。一方で、「収録現場に格好よく入ってくるんですけど、2回くらい『ポコ』って言ってスタスタ出て行った」という裏話が語られると、「ギャラ泥棒みたいじゃん(笑)」とツッコミを入れて笑いが起きるひと幕も。
そして、メインの「アニキタ三行!」は、浪川さんが「作品に重厚感が出るような三行」と太鼓判を押すほどの出来に。最後まで「ナースウィッチ小麦ちゃんR」一色となった今回を締めくくるのは、浪川さんが「恥ずかしい…」と下を向いてしまうほどの辱め(!?)を受けた、全身全霊の“たぬP”のひと言です。詳細は、番組をチェックしてみてください。
■収録後の浪川さん楽屋に突撃!
収録後の楽屋では、収録の感想や“卒業”の季節にまつわるお話を伺いました!
――収録後の感想をお聞かせください。
浪川:今回は「アニメージュ」編集長の川井さんの代わりに“宴会課長”の許士さんという新しい方がいらして、フレッシュな感じに。「アニキタ三行!」は、いつも文章に携わっている方々が考えてくれるので、キャッチーな言葉が次々と出てくるのはさすがだなっていう印象で。自分も携わっている「ナースウィッチ小麦ちゃんR」をすごく宣伝させてもらって、非常に嬉しいです。それにしても、この番組にはいつもドキドキさせられますね(笑)。普通は回を重ねるたびになじんでくるんですけど。何が飛び出てくるか分からない番組だなと、あらためて実感しました(笑)。
――いちばんドキドキするのはどんな時ですか?
浪川:やっぱり「アニメ予報」ですかね〜。ドキドキしながらも見てみたい、怖いもの見たさというか(笑)。とはいえ、アニメの世界って常に新しい情報があって、知れば知るほど常に動いている世界なんだなって思います。僕なんかじゃ追いつけないスピードで世界が回っている感じなので、みなさんにどれだけ伝えられるかわかりませんけども、いろんな角度から情報を提供できればと思っています。
――世間は卒業の季節ですが、浪川さんが今年卒業したいことはありますか?
浪川:新しいことを始めると、自然と何かを失わなきゃいけないと思ってて。たとえば、アニメのレギュラーも絶対に卒業はくるわけで。寂しくもありますが、次に繋げるための一歩だと思って自分を奮い立たせてます。そういう意味では、欲張りな性格なので、どれも続けていきたいというか、卒業したくないことのほうが多いです。でもまぁ、深夜のラーメンは卒業したいですね! どう考えても体に良くないので(笑)。
次回レポートは、3月24日(木)予定です。【取材・文=麻布たぬ】