春アニメを巡る熱いバトルに浪川大輔も燃えた「アニサポ」第12回

業界の垣根やオトナの事情を取り払い、古今東西のアニメ情報をワイド＆ディープに伝えてくれる総合アニメワイドバラエティ番組「浪川大輔とアニサポヲタ倶楽部ww」(NOTTVで放送中)。 番組でキャスターを務める浪川大輔さんの楽屋に突撃する連載企画「楽屋突撃し隊」では、4月21日(木)に放送された第12回の番組収録のレポートと、番組の企画になぞらえた浪川さんの楽屋コメントをお届けします！

■アニメ好きは絶対見逃せない神回に！

第12回は、新ゲストMCに伊瀬茉莉也さんを迎えて収録されました。

アニメ・声優業界の注目ニュースでは、4月20日(水)にリリースされた浪川大先生のミニアルバム「ELEVATION」を紹介。ミュージックビデオが流れると、そのかっこよさにスタジオ内が「おおーっ！」という歓声に包まれましたが、浪川さんは一人だけ恥ずかしそうな表情に…。「はい、次！」と、そそくさと紹介を切り上げてしまったのでした。

話題のアニメを5色のレンジャーに当てはめていくメイン企画「アニサポレンジャー」では、春の新アニメに注目。浪川さんが出演する「機動戦士ガンダムUC RE:0096」も「ぜひ赤レンジャーに！」という推薦で登場しました。ところが、コメンテーターから他の注目タイトルが続々と挙げられ、5色以外の色も足そう！という案も挙がるほどの混戦に！ 見ている側も、「この討論に加わりたい！」と思うほど熱い議論が交わされた結果、2016年春アニメの“強さ”を象徴するような攻め攻めのラインナップが完成しました。その全貌については、放送をお楽しみに。

ラストの定例コーナーは、ゲストMCがキャラクターボイスでアニメの注目イベントを紹介する「アニメ予報」。伊瀬さんが所属する事務所にかつて在籍していた浪川さんは、後輩の出番に本人以上にドキドキの表情…。そんな浪川さんが見守る中、伊瀬さんと前田玲奈さんとのコンビでセレクトされたのは、「HUNTER×HUNTER」のキャラクターボイス。キルアとマチの絶妙な掛け合いが披露され、作品を知る人も知らない人も楽しめる濃厚な内容に。さらにエンディングでは、浪川大先生の“あの”キャラクターボイスも。アニメコメンテーターの小新井涼さんが、「わー…すごい」と顔を赤らめるほどのかっこよさ、絶対に見逃せません！

■収録後の浪川さん楽屋に突撃！

収録後の楽屋では、浪川さんが注目する春アニメや、1年半ぶりにリリースするミニアルバムのお話も！

――今回は、浪川さんの後輩である伊瀬茉莉也さんが新ゲストMCとして登場しました。

浪川：初めて会った頃からパンチ力のある子でしたけど、しっかりとした立ち振る舞いや、空気を読めるところは変わらないので、ホントに心強いです。「こんな感じでいいですか？」って相談されることもあるので、僕の方でもちゃんとサポートしてあげたいと思います。彼女のポテンシャルは、まだまだこんなもんじゃないですよ！

――メイン企画は、冬アニメ以来、久々となった「アニサポレンジャー」。おもしろそうな春アニメはありましたか？

浪川：タイトルは知っていたけど、内容を知って、ますます興味を持った作品が多かったです。「はいふり」や「ふらいんぐうぃっち」もそうだし、「文豪ストレイドッグス」は、まさか文豪たちが戦うとは知らなかったから、興味深い。皆さんの思い入れの強さも、すごかった。ただ、そのおかげで「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」が押されて…。あの作品は、劇場用に作ったものをテレビシリーズとして流すというクオリティの高いアニメなんですよ!! なのに、この扱い(笑)。

――発売されたばかりのミニアルバム「ELEVATION」についても教えてください！

浪川：1年半ぶりの作品で、渾身の1枚になりました。歌にしても演技にしても、人目に触れるまでは「これで良かったのか？」って反省することも多いんだけど、今回は満足できる仕上がりです。全体的にロックな感じで、歌うのが難しい曲もありました。タイトル曲でもある「ELEVATION」は、今の自分の気持ちが込められた曲。綺麗ごとだけじゃなくて、比喩表現を使いながらブラックな部分もちゃんと綴りました。

――ブラックな浪川さんが感じられる一曲なのでしょうか？ 「今の気持ち」というと、以前に比べて心の変化もありましたか？

浪川：応援してくださる皆さんに感謝の気持ちを伝えたいっていう想いに加えて、「今度は僕が皆さんを楽しませたい」っていう気持ちが強くなってきています。5周年の野音ライブを経て、今伝えたいメッセージが強く出てきました。これからは、僕自身もっと意識を高めていきたいと思ってます。

ミニアルバムの仕上がりも楽しみです！ 次回レポートは、5月5日(木)予定です。【取材・文＝麻布たぬ】