「推しが毎日の生活に寄り添う未来」をコンセプトに掲げ、新しいエンターテインメント体験を創出するプロジェクト「キャラミクス」。その魅力をいち早く体感できる先行お披露目イベントが、8月2日にセガ本社「TUNNEL TOKYO」イベントスペースで開催されました。
登壇者は、本プロジェクトでキャラクタープロデュースを手がけるマンガ家の矢吹健太朗先生をはじめ、ミュナ役の月音こなさん、与兵衛役の三宅美羽さん、そして読み手声優として参加する反田葉月さんという面々です。第1部に続き、第2部も「睡眠」をテーマに「眠くなったら寝てください」というルールのもと開催されました。
キャラクターシナリオ担当・牧野圭祐も登壇、睡眠トークで大盛り上がり
第2部ではイベントに先立って、ゲーム『ペルソナシリーズ』などの作品に関わり、「キャラミクス」のキャラクターシナリオを担当するライターの牧野圭祐さんが登壇しました。自身の睡眠事情について訊かれた牧野さんは、「睡眠時無呼吸症候群のためマウスピースを、口呼吸やドライアイ対策に医療用テープなどを用いている」という驚きの創意工夫を披露。さらに「こうした睡眠の知恵も、ミュナや与兵衛が教えてくれるようになると面白いですよね」と続け、共感の声を集めていました。
キャスト陣が登壇して、最初のトークテーマは「寝相について」。成人してから寝相が改善したという月音さんや、冬場は起きたらイモムシのようになっているという三宅さん、朝起きると必ず左を向いているという反田さんなど、それぞれの個性的な睡眠スタイルが明かされました。
キャラクタープロデュースを担当する矢吹健太朗先生も再び登壇し、キャラクター紹介を挟んでクイズコーナー「みんなでじっくり睡眠学習」へ進みます。「レム睡眠のREMとは何の略?」という問題(正解:Rapid Eye Movement=急速な眼球の動き)や、「動物の中で最も長時間寝ているのは?」という問題(正解:1位コアラ・最大22時間)が出題され、意外な情報に会場全体で感心する場面が見られました。
眠気を誘うような刺激のない平坦なトークを競う「~笑わせてはいけない~平坦まどろみトーク」では、三宅さんと矢吹先生が対決しました。三宅さんが「数年前の夏の朝、向かいの家にのぼる太陽を見て『本当に動いているんだな』と思った」という長閑なエピソードを披露すれば、矢吹先生は妻から家をリフォームしたいと言われたエピソードから、レイアウトについて説明しているうちに制限時間が終了。反田さんと月音さんの判定により「少し続きが気になってしまった」矢吹先生に対し、より平坦だった三宅さんが勝利を収めます。
朗読劇、そして今後のキャラ「MIX」展開に広がる期待
「スリープストーリーを聞こう」のコーナーでは、商店街の路地裏にある名画座「無響座」を舞台にしたストーリーを反田さんが朗読しました。観客は配布されたアイマスクを装着し、反田さんの澄んだ声が紡がれる心地よい物語の世界に引き込まれていきました。
さらに、オリジナルのミニボイスドラマも披露されました。反田さんが演じるご主人様が落ち込んでいたところ、ミュナと与兵衛が慰めようとする心温まるコメディが展開されます。この朗読劇を聞いた矢吹先生は、「声がつくと頭の中にアニメーションが浮かび、一気に空気感が生まれて本当に面白い」と感銘を受けた様子でした。
「キャラミクスのグッズ・展開案を考えよう!」のコーナーでは、月音さんや反田さんがコラボカフェを提案。三宅さんは「熟睡している人を見ながら楽しむイベント」という斬新な案を挙げます。矢吹先生は「『キャラミクス(CHARACTER+MIX)』だけに、これまで自身が関わってきた作品のキャラクターや声優さんともコラボして、色々な要素をつなげていきたい」と夢を膨らませました。さらに運営側からも「最初に寝落ちした人が優勝するプラネタリウムイベント」や「プールを会場にした睡眠Swimming」といったユニークな構想が明かされました。
その後、三宅さんによる与兵衛の生ボイス披露や10月17日に高千穂大学で開催される次回イベントの告知を経て、出演者から感謝のメッセージが送られ、今後の「キャラミクス」の発展に向けた熱い応援が呼びかけられたのち、最後は会場一体となった「おやすみなさい」の挨拶で締めくくられ、イベントは幕を閉じました。
【取材・文:はるのおと】
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10月17日(土)高千穂大学との産学連携イベント情報