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「ヴァイスシュヴァルツ」や「カードファイト!!ヴァンガード」などの人気TCG(トレーディングカードゲーム)でおなじみのブシロードが放つ新プロジェクト「ラクエンロジック」の発表会が11月17日(火)に開催されました。
2部構成だった今回の発表会。アニメについて発表された第1部は、シリーズ構成の高橋悠也さんとテレビアニメの千明孝一監督が登壇しました。
高橋さんは「タイトルはラック(運)とロジック(論理)、カードゲームで言うところの大きな要素からきています。合体(トランス)をテーマに、少年少女たちと神々がバディ(タッグ)を組み、世界の平和を守る『王道バトルファンタジーエンタテインメント』です」と説明。
千明監督は「本作では『バディ』という概念を大事にして作っていこうと思っています。アニメ界は3D技術が革新的に進歩していますが、今回は2Dと3Dをうまく合わせることが目標です」と意気込みを語りました。
「ラクロジ用語の基礎知識」コーナーでは、作品を楽しむ上で欠かせない、5つのキーワードが明らかに。
●キーワード1「セプトピア」…物語の舞台。それ以外にも多くの異世界が存在している。
●キーワード2「テトラへヴン」…異世界のひとつ。ヒロインのアテナはテトラへヴンの出身。
●キーワード3「使者(フォーリナー)」…他の世界からセプトピアに来た者たちの総称。
●キーワード4「定理者(ロジカリスト)」…セプトピアに住む、特殊能力を持った人間。「使者(フォーリナー)」とバディを組んで敵に立ち向かっていく。
●キーワード5「合体(トランス)」…ロジカリストとフォーリナーがバディを組んで、盟約をし、合体すること。
ここでメインキャストの剣美親役の小野賢章さんとアテナ役の上坂すみれさんが登壇。演じたキャラクターについて、「まず『強そうだな』、というのが第一印象です。いかにも主人公だな、と思いました」(小野さん)、「アテナは普段は神々しい、女神様のような姿をしていますが、トランスすると違った姿が楽しめるそうですので、今から期待しています」(上坂さん)とそれぞれの所感を語りました。
アニメは2016年1月9日(土)を皮切りにTOKYO MX・サンテレビ・KBS京都・BS11で放送開始。また、12月31日にはTOKYO MXで、本放送に先駆けて特別番組が放送される予定です。
なお、小野さんが担当するオープニングテーマ「STORY」は2016年1月27日(水)にCDが発売。小野さんは「ラブソングなんですが、世界観を取り入れたり、主人公が頑張っていく姿を歌詞に織り込みました。その中で爽やかさを感じられる、前向きな曲になっています」とコメント。
そして新田恵海さんが歌うエンディングテーマ「盟約の彼方」は2月17日(水)に発売。ここで新田さんが登壇し、「アテナの想いに寄り添った曲で、私にとっても初めて歌う曲調です。強さとやさしさを兼ね備えた彼女をイメージしています」とコメントしました。
続く第2部は主にカードゲームの紹介。ブシロードの田中文啓さんが登壇し、「今までTCGを遊んだことのない方に、美麗でハイクオリティなイラストを見ていただき、まずは手に取ってもらいたいです。すでにTCGを遊んでいる方には、既存のTCGに比べて、よりプレイングを重視した設計、安定したゲームバランスを感じていただきたいと思います」と意気込みを語りました。
本作は「色とワールドの個性により、カード性能にバリエーションができ、自由度の高いデッキ構成が可能になる」のが特長。ゲームは2016年1月28日(木)にスタートダッシュ価格500円で発売。ブースターパックは300円で同時発売される予定です。
また、11月28日(土)から先行体験会が全国で開催。初心者がスムースにゲームを楽しめるようにレクチャーしてもらえます。
さらに、2016年1月1日(祝)から「初心者講習会 Start&Dashキャラバン」が、全国150か所の店舗で開催。こちらは参加するだけでPRカード4枚中2枚をゲットできます。
最後は、第1部に登場した小野賢章さんと上坂すみれさんに加え、種田梨沙さん(揺音玉姫役)・東山奈央さん(ヴィーナス役)・徳井青空さん(クロエ・マクスウェル役)・小見川千明さん(ヴァルキリー役)・水瀬いのりさん(明日葉学役)・折笠富美子さん(アルテミス役)・愛美さん(七星緑役)・植田佳奈さん(ピエリ役)のメインキャスト10名が登壇。「キャラを演じていくたびにバディ(連帯)感が広がっていく感じです」(徳井さん)、「女性キャストが多い中で、和気あいあいとアフレコさせていただいてます」(植田さん)とコメントした一方、小野さんは「(数少ない男性キャスト・オルガ・ブレイクチャイルド役の)松岡禎丞さんと一緒に女性陣のパワーに圧倒されています」と苦笑いを浮かべていました。