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1月9日(土)の上映開始以来、衝撃の内容で既存のファンはもちろん、それ以外にも大きな反響を呼んでいる劇場アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(以下「キンプリ」)。菱田正和監督を招いての舞台挨拶付き上映会「プリズムエリートの集い」が1月16日(土)・17日(日)に新宿バルト9で開催されました。
17日の舞台挨拶には、前日に続いて“体調不良のため菱田監督は欠席”という設定で、そっくりさんである絵コンテ担当の日歩冠星さんが代役として登場(実際は同一人物)「(脚本のボリュームが多く)60分に収まるわけないだろうと思いながら描いた」という絵コンテをもとにトークを進めます。
話題は「コウジの作った料理の名前を真剣に考えたので、決めるのに2日かかった」といったライトなものから、「キンプリ」のロゴと、シンとルヰが左右に座るキービジュアルの相似という意味深なものまでさまざま。なかでも笑いを誘っていたのは、トレーラーにも登場するカヅキとアレクサンダーの対決時に使用される時計について。
日歩さんによると、プリズムストーンを使ってコーデを変えていた「プリティーリズム・レインボーライブ」から2年経ち、技術革新によって生まれたのがこの「プリズムウォッチ2」。そのおかげで男子はアプリだけで変身できるようになっているのだとか。
また、現在開催されている「次世代プリズムスタァ選抜総選挙」の中間ランキングの上位が発表。その結果は以下のとおり。
第1位 香賀美タイガ
第2位 太刀花ユキノジョウ
第3位 大和アレクサンダー
第4位 一条シン
第5位 涼野ユウ
メインキャラクターのひとりなのに4位に留まったシンや、劇中ではプリズムショーをやる素振りすら見せないユキノジョウやタイガの躍進など、この結果は日歩さんにとって意外だったとのこと。一方で、タイガには「わっしょい!フォーチューンボーイに花束を」というプリズムジャンプがあり、その内容も決まっていることを明かしてファンの期待を煽ります。
最後に日歩さんから「プリティーリズム・レインボーライブ」の登場キャラクター・涼野いとが劇中に2回登場するという話も飛び出し、これには会場に集った“プリズムエリート”も驚きの様子。それを受けて「ぜひ、もう一度劇場に足を運んでください(笑)」とオチを付け、舞台挨拶は終了しました。
なお、この日は「プリズムスタァ応援上映会」ということで、終始サイリウムが振られ、劇中のセリフやコール、ツッコミが飛び交う大盛り上がりの上映となりました。【取材・文=はるのおと】