3月26日(土)・27日(日)、東京ビッグサイトで開催されている日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」。26日のオープンステージで、テレビアニメ「迷家‐マヨイガ‐」の最速上映会が行なわれました。

水島努監督と岡田麿里さん、そしてディオメディアがスクラムを組み、“1話たりとも目が離せない”と謳う話題の本作。その第1話をどこよりも早く見られるということで、ステージ前には多くのアニメファンが集まりました。

イベントには、光宗役の酒井広大さん、真咲役の相坂優歌さん、リオン役の五十嵐裕美さん、マイマイ役の清水彩香さんも登場。上映に先駆けて、トークが繰り広げられると、相坂さんや五十嵐さんからは、収録現場では人も台詞も多く大変だとのコメントが。総勢25人の演者さんが4本のマイクで、入れ代わり立ち代わりで熱演をされているとのことです。

上映会は、雨の中を進むバスの描写からスタート。先の見えない道を進むバスは、先のわからないオリジナル作品を前にドキドキしている観客のようです。その後、起伏に富んだ描写で描かれる群像劇に、スクリーンを見つめる人々は息を呑んでいました。

その緊張感は、キャスト陣も常々感じていて、先の見えない展開に各話ごとに驚いているとのこと。そのため、台本が届いても、キャスト内ではネタバレはNGになっているといいます。また、酒井さんは、本作について「いろいろな感想があっていい作品」だと語り、演者としても視聴者としても、作品の持つ深い魅力に強く惹かれている様子でした。

そんなさまざまなエピソードも交えながら、会場に大きな衝撃と驚きを与えて上映会は幕を閉じました。

テレビアニメ「迷家‐マヨイガ‐」は、4月8日(金)からMBS他で放送開始です。【取材・文＝小川陽平】