13年越しの想いにファンも大熱狂！　ANIME EXPO TRIGGERパネルレポート

ANIME EXPOで一番大きい会場は超満員！

現地時間の7月1日から4日までアメリカはロサンゼルスで開催されたANIME EXPO。その1日目に、アニメスタジオ・TRIGGERの新情報解禁パネルが開かれました。TRIGGERといえば、「キルラキル」や「リトルウィッチアカデミア」、「サイバーパンク：エッジランナーズ」など、北米でも人気の高いタイトルを擁するスタジオ。それだけに、会場では開始前から掛け声が飛び交う熱狂具合でした。そんなパネルの様子を、現地よりお届けします。

開始とともに、ステージには若林広海プロデューサーが登壇。新作テレビシリーズ「ダンジョン飯」から第1話が、ワールドプレミアとしてサプライズで上映されました。
「ダンジョン飯」といえば、タイトルが示す通りダンジョンに出現するモンスターを調理して食べる冒険者たちの姿を描いたコメディ作品。上映中にも会場からは笑い声や掛け声が漏れ聞こえ、反応も上々の様子！

「ダンジョン飯」では、ライオス役熊谷健太郎さん（写真中）、マルシル役千本木彩花さん（写真左）もステージに登場

上映終了後には若林さんに加え、主人公・ライオスを演じる熊谷健太郎さんと、ヒロインのマルシル役を務めた千本木彩花さんが登壇。第1話の感想を問われた熊谷さんは「映像がとても美しく、世界観に引き込まれました」と素直な印象を述べました。また、千本木さんは「美味しいものは美味しいと素直に言っている気持ちが伝わるように演じました」と役作りについて明かしました。本作の北米での配信は2024年1月からと発表されると、二人は英語で「観てください！」と観客にアピール。会場からは拍手が巻き起こりました。

すしおさん、TRIGGER代表大塚さん、今石監督も登壇。すしおさんがとても楽しそうです。

「ダンジョン飯」に続いて、「劇場版天元突破グレンラガン」公開15周年プロジェクトの詳細が解禁。若林さんの呼び込みで、今石洋之監督と大塚雅彦社長、アニメーターのすしおさんが登壇し、会場は凄まじい声援に包まれました。
そんな中、日本・北米・台湾でのリバイバル上映と、シモンを中心としたプロジェクト用のビジュアル（すしおさん描きおろし！）が発表。また、4D上映も実施されるとのことで、ファンからは歓喜の声が挙がりました。
なお、日本での上映は「紅蓮篇」が8月25日から9月7日まで、「螺巌篇」が9月22日から10月5日まで。4D上映は「紅蓮篇」が10月6日から19日、「螺巌篇」が10月20日から11月2日に実施予定。ムビチケも7月7日から発売が開始されます。
また、入場者特典として、スタッフとキャストが秘話を語る小冊子「『劇場版天元突破グレンラガン紅蓮篇』15 周年大読本 Powered by Newtype」「『劇場版天元突破グレンラガン螺巌篇』15 周年大読本 Powered by Newtype」が配布予定。こちらの小冊子はタイトルにもあるようにニュータイプ編集部が鋭意制作中ですので、ご期待ください！

「劇場版　天元突破グレンラガン」の上映が北米でも上映されることが発表されると会場は大盛り上がり！

三本目の発表となったのは、新プロジェクト「NEW PANTY AND STOCKING」。PVとともにキービジュアル柄のTシャツに着替えた今石監督や大塚社長、すしおさん、若林さんと、デザイナーのコヤマシゲトさんが登場しました。

画面左よりすしおさん、コヤマシゲトさん、今石監督、大塚雅彦さん、若林広海さん

2010年に放送された「パンティ＆ストッキングwithガーターベルト」から13年。制作スタジオ・ガイナックスから原作権を譲り受け、今回のプロジェクトはTRIGGERで制作を行うことが宣言されると、今石監督は思わず「まさかこんな日が来るとは思わなかった！」と驚きを露に。すしおさんも「楽しみで仕方がない！」と士気をアピールすると、若林さんが「映画も作りたいよね」と妄想を口にする場面もありました。