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大坪由佳率いるI-1もスゴい! 舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」side:I-1レポート

2017年01月19日 23:46配信
大坪由佳率いるI-1もスゴい! 舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」side:I-1レポート

舞台劇「Wake Up, Girls! 青葉の記録」1月19日公演より

1月19日(木)から22日(日)、東京・AiiA 2.5Theatre Tokyoで公演される「Wake Up, Girls!」初の舞台劇「Wake Up, Girls! 青葉の記録」。今回は1月19日(木)に行われた初演をレポートします。

「Wake Up, Girls!」は、アニメの世界に登場する仙台発の7人組アイドルユニット・Wake Up, Girls!(以下、WUG)と、公開オーディションで選ばれた未経験の声優キャスト7人を名前や設定面でもリンクさせて、作品の世界のアイドルたちと現実のキャストが一緒に成長していくという実験的で魅力的なプロジェクト。2016年末に行われた「Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVE」では、2017年に新たなテレビアニメシリーズを放送することが発表され、話題になりました。

その「Wake Up, Girls!」が今度は舞台劇になって、しかも舞台版でもWUGメンバーを演じるのはアニメ版と同じ声優キャストの7人となれば、「Wake Up, Girls!」のハイパーリンクはさらに新しい地平を切り拓いてたと言っても過言ではないと思います。そして、WUGメンバーと同じようにアニメ版声優でありながら、今回の舞台で舞台役者としてもステージに立ったのが、WUGのライバルユニットであるI-1clubの岩崎志保を演じる大坪由佳さんでした。

大坪さんといえば、I-1の後輩・高科里佳役の上田麗奈さんとの「先輩後輩対談」を掲載させていただいたこともあるWebNewtype。そこで今回は、舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」のもう一方の主役でもあるI-1 のすごさ・面白さにフォーカスしたレポートをしてみたいと思います。

■1,バックボーンはバラバラなI-1役者陣がすごい! 

I-1の役者陣は、舞台女優でありダンサーでもある小山梨奈さんから、昨年前半までAKB48のメンバーとして活躍していた岩田華怜さん、Prizmmy☆のメンバーでもある日下部美愛さんまで本当に多彩です。岩田さんのソロパートの鮮烈な「華」に、アイドルとは何かを考えてしまいました。一方、鈴木玲奈役の立花玲奈さんはいろいろなレッスンは受けていたものの、この作品が舞台デビューで、キャラクターと年齢感が近いフレッシュさを見せてくれました。多彩なメンバーですが、小山さんが発散するキャプテンシー、周りを引っ張るカリスマ性は近藤麻衣そのものですし、鈴木萌歌役の山下夏生さんが演じる「実力に裏打ちされた小生意気さ」は萌歌そのもの。アニメでの菜野花はツンケンしていることも多かったので、水原ゆきさんが演じるI-1clubの仲間に囲まれた姿はちょっと新鮮でした。

■2,アニメで見たかった「かゆいところ」を補完する楽曲や物語

アニメ「Wake Up, Girls!」の主役はWUGですが、I-1もまた島田真夢がかつて所属したグループとして、WUGから見れば雲の上にも等しいトップアイドルとして、作品の世界に確かに存在しています。テレビアニメの第9話を見ると、回想シーンの白木マネージャーの部屋に貼ってあるのは「ノックアウト!!」「Little Challenger」というI-1楽曲のポスター。そして今回の舞台では、まさに「Knock out」という楽曲が新曲として披露されました。今までポスターとタイトルしか無かった曲に、楽曲とダンスが与えられたわけです。作編曲はMONACAの田中秀和さん、作詞は只野菜摘さんですからアニメと楽曲の座組は一緒。そして、舞台の脚本は待田堂子さんが担当していて、アニメのWUGファンにとってもこれは嬉しいところで、物語面でも、真夢と志保のつながりに興味がある人なら忘れられないシーンと演技がそこにありました。

■3,舞台版I-1メンバーが努力を重ねたライブステージ

「Wake Up, Girls!」の舞台でWUGが歌って踊れるのは、準備期間も含めると約4年間、ユニットとしてレッスンとステージを重ねてきたバックボーンがあればこそです。それだけに、今回の舞台でI-1のメンバーがWUGと同じように歌って踊る姿には本当に驚きました。揃えるところは揃え、ソロのダンスで見せるところはきっちり見せる。特に数々の作品でライブの経験があるとはいえ、本業は声の役者である大坪さんがセンターとして、このメンバーの中で踊っているのには、志保を演じるのは自分だ、という自負とプライドを感じさせられて感動しました。小山さんなんて、あのtrfの後ろで踊った経験のあるガチダンサーですよ。「トップアイドル」としてのステージや練習姿に恥ずかしくないパフォーマンスに7人が仕上げてきたことは、この舞台の成功のひとつの理由だと思います。

また、「Wake Up, Girls!」ならではの要素として、各回のステージが終わった後は、そのままミニライブが繰り広げられました。初日昼の部に披露されたのはWUG新曲の「ゆき模様 恋の模様」、I-1新曲の「Knock out」、そして「少女交響曲」「極上スマイル」の4曲です。I-1チームは新曲だけでなく、「極上スマイル」にも途中から参加して「豊作豊作!」の振付を楽しそうにやってくれました。途中のWUGメンバーとI-1メンバーがひとりずつ背中合わせに寄り添って一緒に歌うフォーメーションはこの舞台が初じゃないでしょうか。新曲については、キャラクターとして歌う本編と、半分出演者として歌うアフターライブのニュアンスの違いも楽しめる贅沢な場でした。

今回はI-1サイドから見る変則的なレポートでしたが、お披露目ステージから3年半たって、役者として人間としてのWUGちゃんがどれぐらい成長して魅力的になったかをしっかりと確認できるステージでした。舞台新曲「ゆき模様 恋の模様」は、今までのWUGになかったタイプの楽曲です。舞台版は田中良子さん演じる丹下社長や一内侑さん演じる松田の演技も素晴らしく、WUGのファンとして会場に来た人も、必ずや舞台の良さを感じられると思います。金曜日のチケットはまだ入手可能とのことです。また、5月26日(金)には舞台を収めたBDも発売されるとのことなので、要チェックです!【取材・文=中里キリ】

■舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」

日程  :1月19日(木)~1月22日(日)全8回公演

劇場  :AiiA 2.5Theater Tokyo

出演  :

≪Wake Up, Girls!≫島田真夢…吉岡茉祐/林田藍里…永野愛理/片山実波…田中美海/七瀬佳乃…青山吉能/久海菜々美…山下七海/菊間夏夜…奥野香耶/岡本未夕…高木美佑

≪I-1club≫岩崎志保…大坪由佳/近藤麻衣…小山梨奈/吉川愛…岩田華怜/相沢菜野花…水原ゆき/鈴木萌歌…山下夏生/鈴木玲奈…立花玲奈/小早川ティナ…日下部美愛

≪グリーンリーヴス・エンタテインメント≫丹下順子…田中良子/松田耕平…一内侑

リンク:舞台「Wake Up,Girls!青葉の記録」公式サイト

    Wake Up, Girls!ポータル

    公式ファンクラブ「わぐらぶ」サイト