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佐々木李子ニューシングル「Majestic Catastrophe」発売記念インタビュー 「まだまだこの勢いを止めずに気合いで進んでいきたいと思います」

大注目の歌手・声優の佐々木李子さんのニューシングルは、TVアニメ「異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~」のOP主題歌「Majestic Catastrophe」。これまでにないほどのダークな世界観で新たな一面を見せてくれる楽曲の魅力をインタビューで掘り下げます。2025年12月27日(土)にはKT Zepp Yokohamaでのワンマンライブも決まり、ますます活躍の場を広げる佐々木さんから目が離せません!



歌う際は世界を統べる者のような気持ちで

――前回のシングル「Palette Days」発売記念のインタビューでは「今年は特に気合いの入った年にしたい」とおっしゃっていました。あれから約半年がたちましたが、気合いを入れて毎日を過ごされていますか?
佐々木 これは自信をもって「そうです」と答えられますね。いろんな場所でライブをさせていただいていますし、佐々木李子としても「Palette Days」のリリースイベントに始まり、今はもう「Majestic Catastrophe」のリリイベも始まっていて、ステージに立つごとに景色が変わっているのも肌で感じるというか、より新しいトリコ(佐々木さんのファンの名称)たちの輪も広がってきているなと思うので、まだまだこの勢いを止めずに気合いで進んでいきたいと思います。

――その勢いに乗って、ニューシングル「Majestic Catastrophe」がリリースされます。こちらはかなりハードな楽曲になっていますね。
佐々木 初めて聴いたときは目を閉じて、「Majestic Catastrophe」の世界を想像しながら聴いたんですけど、黒く光る闇の王国のようなイメージが浮かんできて、そこに君臨する圧倒的強者の存在も見えてきて、世界を統べる者として歌おうという気持ちになりました。


「Majestic Catastrophe」アーティスト盤ジャケット


――「異世界黙示録マイノグーラ」の主人公サイドが邪悪な国家であるのと同様に、この曲の歌詞も正義側として歌っていないのがおもしろいですよね。
佐々木 主人公のイラ=タクトもヒロインのアトゥもチート並みに強いキャラクターで、でも、得体の知れない恐怖に飲み込まれる雰囲気は「Majestic Catastrophe」でも表現したかったので、聴いている人を闇にいざなうような感じを散りばめながら歌いました。

――闇にいざなうとなると、リリースイベントでたまたま近くを通りかかった人が聴いたらビックリするんじゃないですか?
佐々木 そうかもしれないですね(笑)。吉祥寺PARCOの屋上でリリースイベントをやったときに、その会場の横がバーベキューができるスペースだったんです。なので、一般のお客さんがいるなかでのリリースイベントになったんですけど、「Majestic Catastrophe」を歌っているときに子供たちが集まってきてくれて、ステージを見てくれたり、ちょっと手を上げてくれたりしたのがうれしかったです。たしかに「怖がらせちゃったらどうしよう?」という不安はあったのですが、本当に世界を統べる者として、歌を聴いてくれている人たちがいっしょに王国をつくる住人たちのように見えてうれしかったです。

――アーティスト盤のジャケット写真の撮影はいかがでしたか?
佐々木 今回は自分の好きな黒と、ちょっと白の要素もある衣装を着させていただいて、ポーズとか表情とかも自然にパッとできたような気がします。撮影となると緊張しちゃうタイプではあるんですけど、今回は自分からポーズとか表情のアイデアが浮かんできて、「イスを使って、ちょっと傾けるのはどうですかね?」とか、その場で思いついたことをどんどんやっていって、撮影もスムーズで楽しかったです。

――MVの見どころも教えていただけますか?
佐々木 黒と白の衣装を着て、二面性を表現しました。黒りこちは完全にダークに振りきって、世界観を憑依させる感じで歌ったり動いたりしたんですけど、逆に白りこちはちょっとせつない表情や、何かまだ光を探している感じを意識しました。撮影場所が廃墟のような工場で、本当に異世界に来たような場所だったので、気づいたら自分も曲の中にのめり込んでいく感覚になっていましたね。決められた動きじゃなくて、その場で体が動くままに激しく動いて力強さを表現したりとか、あとは歌詞にも「純白」「漆黒」とか、真逆のことばが出てくるので、パッとひっくり返る表現をたくさんMVのなかで取り込んだりしています。砂時計をひっくり返したりとか、カメラがぐるんと1回転したりとか、自分自身が後ろに倒れ込むようなシーンも撮影しました。



12月27日は特別な日にしたい


「Majestic Catastrophe」アニメ盤ジャケット
©鹿角フェフ・じゅん・マイクロマガジン社/「マイノグーラ」製作委員会


――カップリング曲は「豪華絢爛祭」「詩をまく者」の2曲ですが、それぞれどんな楽曲になっていますか?
佐々木 「豪華絢爛祭」は最初に「Shangri-la」というセリフのような歌詞があって、自分の中の理想郷を歌っています。曲調もギラギラした輝きを放つような、自信に満ちているような楽曲なので、自分自身も落ち込むことが多いんですけど、この曲を歌ったり聴いたりして、その気持ちをずっと忘れずに輝きたいという気持ちになれる曲ですね。

――「詩をまく者」は佐々木さんご自身が作詞をされています。
佐々木 こちらは「豪華絢爛祭」のキラキラした感じとはまた違って、まず種をまくところから詞に書きました。自分自身、昔は……コロナ禍のときとか特にそうだったんですけど、周りのアーティストの友達とか、みんなライブができなくて、別の道を歩みますという子も多いなか、私もそのほうがもしかしたら楽になれるのかな。とか想像しちゃっていたこともあったりして。それでも自分の好きなものは離したくない、ずっと歌い続けていたいという気持ちをもち続けて、あきらめたくないと思っていたら、今は逆に「絶対に終わらせたくない」という考えに変わったんです。そういうふうに自分が変われた、その証を歌に残したいという思いを歌詞に込めています。

――12月27日(土)にはKT Zepp Yokohamaにてワンマンライブ「RE;VERSI」が開催されます。最後にこちらのライブへの意気込みをお聞かせください。
佐々木 この「RE;VERSI」、というタイトルにもいろんな意味を込めていて、5月のワンマンライブからまたつながる、そして進化するライブにしたい。そのときに見に来てくださった方も、来られなかった方も、再びここに集まってほしいという思いの「RE」と、セミコロンは強く結びつけるという意味があるので、より私とトリコのみんな、そしてスタッフさんを強く結びつける特別な日にもしたいですし、「リバーシ」がオセロみたいなものなので、今までいろんな楽曲を歌ってきたなかで闇の部分も光の部分も、どちらの要素も楽しんでほしいなって。あとは来た人全員を李子色にしたいというイメージでこのタイトルにしました。佐々木李子として立つステージでは今まででいちばん大きい会場になるので、でも絶対に満員御礼で、来た人全員もっと李子を好きになってもらいたいですし、まだまだいっしょに進んでいきたいと思ってもらえるような時間にできると思っています。ここで満足じゃなくて、もっといろんな場所で李子の歌を聴きたい、ライブに行きたいと思えるような、次につながるようなライブにしたいと思っています。

――年の瀬の忙しい時期ですけど、たくさんの方が来られるといいですね。
佐々木 ちょっとでも迷っている方や、初めての方もぜひお越しいただきたいですし、いつも応援してくださる方もお友達を連れてぜひ気軽に遊びにきてください!

【取材・文:仲上佳克】

■佐々木李子「Majestic Catastrophe」
発売日:2025年8月27日(水)
発売元:バンダイナムコミュージックライブ
販売元:バンダイナムコフィルムワークス
価格:アーティスト盤 3300円(税込)/アニメ盤 1650円(税込)

リンク:佐々木李子オフィシャルサイト
    佐々木李子X(Twitter)・@sasakirico
    佐々木李子Staff X(Twitter)・@sasakiricoSTAFF
    TVアニメ「異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~」公式サイト
    「Majestic Catastrophe」各配信サイトリンク

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