スマートフォン向けアプリ「Tokyo 7th シスターズ」(以下、ナナシス)を中心に展開し、今もっとも注目されるアイドルコンテンツのひとつである「ナナシス」。5月31日(日)にはZEPP TOKYOで「Tokyo 7th シスターズ 1st Anniversary Live 15'→34' ~H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!~」を開催、7月29日(水)にはメジャーデビューシングル「僕らは青空になる / FUNBARE☆RUNNER」をリリースと、「ナナシス」を取り巻く流れは加速するばかり。今回は七咲ニコル&六咲コニー役の水瀬いのりさんと、春日部ハル役の篠田みなみさんに、ライブと楽曲のお話を聞きました。
──先日は「ナナシス」初めてのライブがありました。
篠田:ゲームの一周年を記念したライブで、そこまであっという間だった気もしますし、やっと来たという気持ちもありました。自分が認識していた以上のスピードで応援してくださる方が増えていて、たくさんの方が待ち望んでいてくれたことを実感しました。
水瀬:皆さんに直接ありがとうを伝えられる機会は初めてで、とっても大きい会場だったので、緊張もありました。でも、今まで応援してくれた皆さんが会場にきてくれるので、不安はあんまりなかったです。ここから始まるんだなという感じがすごくあって、特別な舞台にしたいと思いながらステージに立ちました。
──会場がZEPP TOKYOと聞いた時はどうでしたか?
篠田:有名な会場だったので、最初は自分がそこに立つイメージが湧きませんでした。今でも自分があそこに立っていたと思うと不思議な感じがします。
水瀬:一番最初に思ったのは「私はどういう立ち位置で出演?」でした。七咲ニコルは、現役のアイドルとは違う立場(ゲームで描かれる時間軸では既に引退した伝説のアイドル)なので。でも同時に、私はアイドルたちを見守る六咲コニーでもあるので、アイドルのみんなが大きな舞台に立つ瞬間に立ち会えることが嬉しいと思いました。
──ライブ前の練習はどんな雰囲気でしたか?
篠田:みんなで自主練習をかなりしました。ダンスが初めての方もいたので、フォローしあいながらやりました。練習日に来られなかったメンバーがいたら、教えてあげたりして、雰囲気はすごくよかったですし、だんだん仲良くなって団結力がでてきたと思います。なんだか部活みたいです。
──篠田さんはユニット曲や「4U」の助っ人参加など大活躍でした。
篠田:確認したら、16曲中8曲に参加していてびっくりしました(笑)。それぞれのユニットに違った色があって、いい経験になったと思います。大変だけど楽しかったです!
──水瀬さんはどうでしたか?
水瀬:みんな練習すごく頑張っていました。私はレジェンドチーム(セブンスシスターズ)として「Sparkle☆Time!!」と、みんなで「Star☆Glitter」を歌いました。みんなを引っ張っていくニコルと違って、私は大勢を引っ張っていくような勇気がある方ではないんです。ステージ上ではMCも担当するし、みんなと仲良くなれるかなと思ったり、緊張もしました。でも自分をつくっても仕方ないので、自分らしく一生懸命やろうと思ったら、少し力が抜けました。
──セブンスの6人だと誰が周りを引っ張る感じですか?
水瀬:渕上舞さんは歌ったり踊ったりの経験が豊富で、静かに自然に引っ張ってくれる感じがミトそのままな感じでした。ふわふわしたかわいらしい方なんですけど、やる時はやるしっかりした舞さんに助けられました。
──本番の水瀬さんは渕上さんと並んで、自信を持ってキラキラして見えました。ステージでは意識が違いますか?
水瀬:リハではニコルらしくやろうと意識していましたが、本番では自然にテンションが上がって、私ってこんなにテンションが上がって弾けるのかと思いました。隣にいつものみんながいる空間が本当に楽しかったんです。
──当日、印象に残っていることはありますか?
篠田:最後の「Star☆Glitter」で全員が良い表情をしていたことです。みんな、この日に賭けてきたものがあって、楽しさがあり、やりきった感じがあり。すごくキラキラしていました。
水瀬:ステージでキラキラしている姿だけじゃなくて、みんなが練習を頑張る姿を見ていたので、仲間がその証を見せていることが自慢というか。あんなに頑張ったんだから、みんな笑顔も涙も出るよと思いました。お客さんの表情からもみんなのことが大好きなのが伝わってきて、みんなの努力が報われたんだな、頑張ったんだなって思いました。【text by KIRI NAKAZATO】