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「温泉むすめ」イベント後、大西亜玖璃&相良茉優が輪島を観光、箸に入れた絵柄は……?

2024年1月1日に起きた能登半島地震で観光客が激減した石川県の輪島で、新たな希望の光となるべく、「温泉むすめ」(※)の新たなプロジェクトが始動! WebNewtypeではその関係者の声を全7回(予定)にわたってお送りします。

※日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターと、声を担当する声優たちが、全国の温泉地を盛り上げるプロジェクト

第6回となる今回は、石川県・輪島温泉郷で「輪島かさね お披露目イベント」が開催された翌日となる10月5日に、輪島かさね役の大西亜玖璃さんと芦原小梅役の相良茉優さんが石川県輪島市を巡った様子をレポートします。

とにかく買いたくなるものが多い輪島

前日に開催されたイベントを終えて2人が宿泊したのは、輪島かさねの誕生日(10月5日)の由来となる、pH10.5という日本有数の高質天然アルカリ性泉質をもつねぶた温泉 海游 能登の庄。どちらもきっちりと温泉を堪能したようで、翌日の出発前に大西さんは「肌がツルツルになりました」と一行に報告。温泉好きの相良さんも、宿の女将さんに「温泉最高でした!」と笑顔で報告していました。



一行が最初に向かったのは道の駅 輪島 ふらっと訪夢。ここにあるわじま観光案内センターに設置された等身大パネルの前で撮影しようとしたところ、輪島かさねがこの日誕生日を迎えたお祝いにと観光協会からサプライズで誕生日ケーキがプレゼントされます。そして充実した売店で大西さんは輪島塗の箸やサクラ醤油、入浴剤などを、相良さんはホタルイカの薫製などお酒のツマミになりそうなものを購入していましたが、ショッピングはこのあとが本番となります。



続いては、日本三大朝市のひとつとして挙げられ、震災後は商業施設内に出張している輪島朝市へ。軒を連ねる魅力的なお店、そして元気な店員さんの呼びかけに、ついつい商品に手が伸びる2人。輪島かさねの好物である輪島塗や水ようかんを大西さんが手に取る一方、相良さんは「昨日の夜に飲んでないやつだ!」と日本酒・千枚田を購入。どちらも最終的には購入したもので両手がふさがるほどショッピングを楽しんでいました。




輪島“かさね”の名前の由来である、重蔵神社でお参りしたあとは、輪島温泉郷の温泉の源泉に立ち寄り。この源泉は震災の影響で現在は源泉が止まっており、それを復旧させることが輪島かさねを通じた「温泉むすめ」のミッションだと2人は改めて説明を受けました。




2人の絵付けは、担当するむすめにちなんだものに

この日のランチスポットは美喜寿司。ふだんは営業しない日曜に、メニューにない海鮮丼を提供してもらうという特別待遇で2人は歓迎されます。さらに寿司セットや、併設された焼肉店からの飛騨牛のサーロイン、持ち込んだ輪島の水ようかんも提供され、相良さんはたまらず日本酒をオーダー! ぜいたくなランチタイムとなりました。



旅の最終目的は、いくつかの長屋が集まった施設での“My箸づくり”です。2人は箸をボールペンサイズのノミで彫り、その溝に金を埋め込む「沈金」という技法に挑戦しますが、これは輪島塗だけの絵付け技法だそう。箸に入れる絵柄は日付や名前のイニシャルを入れる人も多いとのことですが、両者とも真剣な表情でこだわりの絵付けを進めます。そして黒の箸を選んだ相良さんは芦原小梅の名前にちなんで梅の花を、溜塗の箸を選んだ大西さんは輪島かさねのベレー帽とリボンに入った模様をデザインしました。




どんな仕上がりになるのか2人は少し不安そうな面持ちも見せていましたが、職人さんが漆、そして金を塗って仕上げると……バッチリ美しい絵柄が浮かび上がります。大満足の仕上がりとなったお手製のスペシャルなお土産も手に入れ、大西さんと相良さんによる輪島観光は終了。たっぷりと楽しんだ2人は、再び輪島を訪れることを希望しつつ帰路につきました。



【取材・文:はるのおと】

リンク:温泉むすめ公式サイト
    温泉むすめプロジェクト公式X(Twitter)・@onsen_musume_jp

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