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アニメ×アプリゲーム×フットサル試合イベントで展開する新型メディアミックスプロジェクト「フットサルボーイズ!!!!!」。今回は、12月29日に開催された「Get Ready!!フットサルボーイズ!!!!!ハイファイカップ~僕たちのデビュー戦!~」NIGHT MATCHのようすをレポートします。出場校は、アーダルベルト学院、桃実高校、天ノ川学園。Newtypeはアーダルベルト学院応援メディア隊長ですので、アーダルベルトの活躍をメインに! また、試合直後の樫良木ルイ役・峯田大夢さんと結城心役・新井雄也さんにイベントの感想を伺いました!!
NIGHT MATCHは3チームによるトーナメント戦で、第1試合はアーダルベルト学院vs桃実高校。ファンサ満載の明るく元気な桃実に対して、粛々とウォーミングアップをするアーダルベルト。選手たちは物静かなのに華やかさがあり、「アーダルベルがそこにいる」感がスゴイ! 試合時間は前半10分、後半10分、ハーフタイム3分。この形式で試合をするのは初めてとのこと。
桃実のキックオフで試合が始まった前半戦。アーダルベルトも桃実もパスをつないでゴールを狙いますが、両ゴレイロががファインセーブ。0-0のまま終了します。樫良木ルイ役・峯田大夢さんのキックオフから始まった後半戦も、両者のせめぎ合いが続きますが、京極聖役・宮瀬尚也さんのキックインから始まったプレーで、花山院快斗役・馬場惇平さんがゴール! アーダルベルト先取点です。さらに残り45秒というところで、久我巧生役・村上聡さんのシュートが決まって、アーダルベルト学院2-0で1回戦突破です。
決勝戦はアーダルベルト学院vs.天ノ川学園。天ノ川学園は、個々の能力の高さが特徴のチーム。同日に行われているDAY MATCHでは、恒陽学園に敗北しているため、次こそはと闘志を燃やしているとの情報も。両者互角の攻防が続く前半戦3分、樫良木ルイ役・峯田大夢さんのコーナーキックを受けた久我巧生役・村上聡さんがゴール! また、7分半には花山院快斗役・馬場惇平さんがドリブルからのシュート。2点リードで前半を終えます。後半戦、ガンガン攻めてくる天ノ川学園。しかし、シュートされたボールをキャッチするとすかさず攻撃に転じる、攻撃力もあるゴレイロ結城心役・新井雄也さんの活躍が光ります。残り2分強というところで、天ノ川学園に1点返されてしまいますが、試合終了直前に樫良木ルイ役・峯田大夢さんが追加得点。アーダルベルト学院は3-1で勝利! NIGTHT MATCH優勝校は、我らがアーダルベルト学院です!!
MVPは、結城心選手! 演じる新井雄也さんは「みんなで取れたMVPです」と仲間たちに感謝。ベスト・オフェンス賞は久我巧生選手。村上聡さんは自分?と指さし照れくさそうに「フットサルに苦手意識を持っていたのですが、みんなからいろんなアドバイスをいただいて、自主練も頑張って、今日の結果につながったと思います」とコメント。ベスト・ディフェンス賞は樫良木ルイ選手。「次へのハードルが高くなりつつありますけど、みんなで一生懸命練習して、次も賞が取れるように頑張ります」と峯田大夢さん。
試合終了後にお互いを讃え合う姿には、ずっと一緒に練習をしてきた仲間だからこその温かさが感じられて胸熱。また、試合の実況解説&MCを担当した松下シュートさんは、プロジェクト開始時から選手たちのコーチを務めているとのことで、選手たちへの愛情あふれるコメントが感動的です。スポーツっていいな、と思わせてくれた「Get Ready!!フットサルボーイズ!!!!!ハイファイカップ ~僕たちのデビュー戦!~」でした!
我々Newtypeがお2人に取材でお会いするのは今回で3回目。 イベント終了後、取材のテーブルに着くなり、「ちゃんと勝ちました!」「この2人で来られてよかったです」と笑顔を見せてくれた峯田さんと新井さん。アーダルベルト学院のキャプテン樫良木ルイ役・峯田大夢さんと、本日のMVPの結城心役・新井雄也さんのインタビューをお届けします。
――NIGHT MATCH優勝、おめでとうございます! 大会を終えた率直なお気持ちをお聞かせください。
峯田 うれしいです。合同練習試合で優勝したまぐれが本物に変わった瞬間でした。今日はみんなが攻めて、ちゃんと結果を残して勝ったので。
新井 攻める姿勢と守る姿勢が本当にしっかりできていたので、それが勝ちにつながったよね。
峯田 前回ももちろん一生懸命やっていたけど、運みたいなところがあって。
新井 そうだね。ラッキーなシュートだったというのもあったし。
峯田 今日はみんながちゃんと「フットサルをして勝った」という感覚があるので、成長を感じたし、それぞれの頑張りが見えました。今までできなかったことができたという場面もたくさんあった。
新井 今日は「勝つべくして勝った」って言っていいんじゃない?
峯田 本当にそうかもしれない。みんながベストなパフォーマンスをしようとしていたのが見えたし、それが結果にもつながりました。点も取ってくれたし。
新井 峯くんも取ったからね?
峯田 いや、もうちょっと早く取る予定だったのに、なかなか決まらなかった。10本以上、打ったと思うんだけど。
新井 めちゃめちゃ打ってたよね。スゴかった。
峯田 最後のシュートは、目の前に誰もいなかったのでキレイに押し込もうと思ったら、時計が鳴りました。
新井 俺はタイムを気にしてて、これが最後だろうからロングフィードしたほうがいいなと思って、意識的にボールを上げたんですけど、峯くんの嗅覚が働いたんだと思う。ホント、いいところにいた。
――直前にギスギスしてしまったという話もありましたが……。
新井 みんな意識が高くなりすぎたんだよね。
峯田 そう、要求が大きくなりすぎた。それがうまくかみ合わなくなってしまっていて。今までコミュニケーション不足だったな、というのがあったんです。自分も含めチーム内でお互い理解しきれていないところを解消しようということで、話し合いをしました。それにしても、まさかあの2人が喧嘩するとはって感じだったけど……セイとカイがね(笑)。
新井 「全然ダメじゃん」
峯田 「もうやらない!」みたいな(笑)。
新井 マジ兄弟喧嘩だったね(笑)。
――そこからどうやってチームワークを立ち直らせたのですか?
峯田 強制的に仲直りをさせました。手を出させて、強制握手(笑)。その後、2人で連絡を取り合ったようで、翌日には仲良くなってたんですけど。そこから、みんなで一回整理しようということになって、試合動画を見て、自分が良かったところと悪かったところをノートに書き出すことにしたんです。最初に村上くんが書いてくれて、次に僕、山本くん、馬場、宮瀬と書いていって、最後に新井くんがみんなを褒める、という(笑)。
――アーダルベルトの父と母のようですね。
峯田 新井くんがまとめてくれるだろうな、というのは信じていました。
新井 僕もそこまで来たら、最後のほうがいいなと思って。
峯田 そのやりとりでほっこりしたので、イケるだろうなという気持ちにはなりましたね。その結果が今日の勝利だったと思います。次の試合でも、また直前にギスギスするんだろうな(笑)。
新井 そのときはフォローするから(笑)。
峯田 お互いに意見が言えるようになって、チームとして向上していこうという思いがあってのぶつかり合いだし、そうなってほしいと思っていたので、本当にこのチームで、このメンバーで良かったなと思います。
――お2人が選ぶMVPを教えてください。
峯田 難しいな……みんなそれぞれ頑張ってたので。僕が選ぶMVPは「みんな」。
新井 今回、本当にみんなスゴかった。でも、その中でも峯くんは突出してたから、俺はMVPをあげたいよ。10分ハーフは今回が初めてだったんだよね。
峯田 練習でもやったことなかったんです。
新井 10分10分は本当にきつい。それなのに、さっきシュートを打った峯くんがすぐディフェンスで戻って来てる。
峯田 全力で戻りました(笑)。
新井 それくらいエネルギッシュに動いてくれたから、MVPです。
峯田 ありがとう。僕は「みんな」なんだけどね。新井くんもめっちゃ止めてくれたし、みんなそれぞれにやってくれたから勝てたと思います。
――応援してくれているマネージャーのみなさんにメッセージをお願いします。
峯田 優勝したよ! 現地で応援してくださった方は、寒いなか本当にありがとうございました。配信で応援してくださった方は、今日1日ずっと見ているのは長かったと思います。長時間のおつきあい、ありがとうございました。みなさんの応援があってこその勝利だと思います。また、応援してくださっているのがわかるからこそ、「勝たなければ」という思いも頭のどこかにあったし、そのためにも「今この瞬間に良いプレーをする」ということを心掛けました。チームのみんなにも、スタッフのみなさんにも感謝したいです。今回優勝したことで、またハードルが上がると思うし、他のチームもさらに熱を入れてくると思います。その熱に負けないように、僕たちも一生懸命、地道に頑張っていこうと思うので、これからも応援していただけるとうれしいです。
新井 応援は本当にうれしかったです。応援PONPONメガホンの音が、すごく励みになりました。配信のコメントも後で読ませていただくのが楽しみです。
峯田 ツイッターのコメントも(松下)シュートさんが読んでくれてうれしかったね。
新井 ツイッターも後で読ませていただきます。良い年の瀬になったね(笑)。
峯田 良い仕事納め(笑)。
新井 今後ともアーダルベルトと「フットサルボーイズ!!!!!」をよろしくお願いします。みんなが本気の汗を流している、とってもよいコンテンツだと思うんです。
峯田 みんなに勝ってほしいし、みんなを応援していたよね。誰が勝っても負けても喜べる……負けたらめちゃくちゃ悔しいけど。
新井 僕たちの熱い感情をダイレクトに受け取っていただけたらうれしいし、今日も受け取ってくれたと思いますので、これからもよろしくお願いします。締めの言葉は峯くんに……。
――では最後に、2度優勝なさり、追われる立場となりました。キャプテンとしては、今後はどのようなお気持ちで臨みますか?
峯田 僕たちがやることは変わらないと思っています。追われる立場とかは気にせず、自分たちのダメなところを減らし、良いところはどんどん増やしていく。地道に進んでいくことがいちばん大事だと思っているので、ひとつずつ積み重ねて、さらに上のチームになっていきます。