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内山昂輝さんの生アフレコにファンは大歓声! ANIME EXPO 2023 「ホリミヤ -piece-」パネルレポート


7月1日から4日にかけてアメリカ・ロサンゼルスで開催されたANIME EXPO 2023。最終日となる4日の朝には、現在放送中のアニメ「ホリミヤ -piece-」のパネルが開催されました。朝10時30分(現地時間)の開催とはいえ、9時の開場後には既に入場待機列が形成。会場の席が埋まるほどのファンが詰めかけました。そんなパネルの模様を、現地よりお届けします。

クランチロールのLauren MooreさんがMCを務める形で、パネルはスタート。早速石浜真史監督と宮村伊澄役の内山昂輝さんを呼び込むと、会場は大きな歓声に包まれました。
最初に始まったのはインタビューコーナー。「ホリミヤ -piece-」の見どころについて問われると、内山さんは「前作では描き切れなかったエピソードを中心に今回のアニメは描かれていきます。原作ファンにとっては、とても楽しめるものになっているはず」、石浜監督は「今回はとにかく宮村が可愛いです!」とそれぞれ答えます。

宮村について、「長髪と短髪、どっちの宮村が好き?」との質問が持ちかけられると、内山さんは難しい質問だと悩みつつ、「髪を切った後っていうのは、堀さんと出会った後の宮村の姿です。彼女と出会ったことでいろいろ変化が出てきて、面白いお話もいっぱいありました。強いて挙げるならそっちかな」と回答。それに対して石浜監督は、「長髪メガネの宮村も美しいと思いませんか?」と呼びかけます。会場はどうやら半々のようで、どちらにも熱い拍手が送られました。

「ホリミヤ -piece-」の特徴は、前作の続編ではなく、原作の人気エピソードを中心に再度高校生活を描いていくこと。石浜監督は「ホリミヤ」は作っていて楽しい作品だったので、もう一回作らせていただけるなんて幸せです。本作は堀と宮村以外のキャラクターも掘り下げていきますので、そこにも注目してほしいですね」と作品の見どころも伝えます。
内山さんは初めてのロサンゼルスということで、「ギャップ萌えという概念が、北米の皆さんも分かるんですか?」と問いかける場面も。同意の拍手が会場から巻き起こると、「とっても不思議な気分ですね。日本の高校生のお話をこうやって北米でも楽しんでもらえているなんてとても嬉しいです」と感謝を示しました。

続いて、「ホリミヤ -piece-」のオープニング映像を上映。オープニングアニメーションについて絵コンテ・演出を担当した石浜監督は、「曲を聴くと、『ホリミヤ』に登場している男の子たちの熱い想いを描いているように感じたんです。なので、宮村たちが走っているストレートな映像にしようと考えました」と制作意図を明かしました。
その後、前作の名場面を内山さんが生アフレコ! 進藤晃一の登場シーンと、病床に臥せている堀さんに「好きなんだけど」と呟くシーンを披露し、観客は内山さんの一挙手一投足に集中。「堀さんが好きなんだけど」というセリフには、観客全員の胸がトキメき、拍手が鳴りやみませんでした。
また、「ホリミヤ -piece-」の第2話の先行映像も公開され、生徒会の調理実習のシーンと嫉妬心を燃やす堀さんの様子に観客からは笑いが漏れ聞こえました。

最後には石浜監督から「海外での配信も始まりましたので、最後までぜひ観ていただければ」と挨拶。内山さんは「今日は皆さんの『ホリミヤ』愛が知れて嬉しかったです。日本に帰ったらキャストやスタッフにこの熱気を必ず報告します」とファンにメッセージを伝えました。加えて「またここに戻ってこられるといいな」と呟くと観客からは今日一番の大声援が! 惜しまれつつ無事に「ホリミヤ -piece-」パネルが終幕しました。

【取材・文:太田祥暉(TARKUS)】



■TVアニメ「ホリミヤ -piece-」
●毎週土曜深夜23:30より放送中

リンク:TVアニメ「ホリミヤ -piece-」公式サイト
    TVアニメ「ホリミヤ -piece-」公式Twitter・@horimiya_anime

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